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腸重積症
腸重積症は2歳位までの乳児に発症することが多い、緊急を要する病気の一つです。突然、腸の一部が腸の中にもぐり込んでしまいます。そのため、通過障害や血行障害を起こす病気です。
激しい腹痛がおこるため、急に火がついたように泣き出します。強く泣いたり、おとなしくなったりを繰り返し、顔が青ざめて嘔吐したりします。浣腸をするとイチゴジャムに似た血便が見られます。
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対処・治療法
治療の基本は24時間以内の浣腸です。空気や薄いバリウムを肛門から入れ、重なり合った腸を元に戻します。これで駄目な場合は開腹手術を行います。 |
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