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ロタウイルス感染症
乳幼児の冬の急性下痢症の最も主要な原因がロタウイルスによる感染症です。はじめは軽い風邪のような症状ですが、その後激しい下痢と嘔吐が同時にはじまります。白っぽい米のとぎ汁のような激しい下痢便が特徴で一日に10回くらい出ます。
そのため仮性小児コレラとも呼ばれています。冬に多いので冬期下痢症と呼ばれることもあります。 生後6ヶ月から2歳の乳幼児に多くみられ、5歳までにほとんどの小児が経験します。
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対処・治療法
現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。
症状が激しいので、手当てが遅れると脱水症をおこして危険です。水分補給を十分に行いましょう。
飲んでも吐いてしまう場合は、 早めに病院へ連れていきましょう。 |
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