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肺炎
肺の組織がウイルスや細菌などに感染して起きる病気です。
●ウイルス性肺炎は、インフルエンザウィルスやアデノウィルスのウイルスに感染しておこる肺炎で、比較的軽い肺炎ですが赤ちゃんなどは、呼吸困難におちいることがあります。
●細菌性肺炎は、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌に感染しておこる肺炎で、激しい咳や高熱、下痢、嘔吐、呼吸困難などの症状が出ます。
●マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという微生物によって引き起こされます。初め咽頭痛、発熱があり、しつこい咳が続きますが比較的元気なため肺炎と気付かずに、のど風邪と診察される場合もあります。赤ちゃんよりも5歳以上の子供に多くみられます。
●クラミジア肺炎(新生児クラミジア肺炎)は、妊婦(性器クラミジア感染症)から産道で結膜炎に感染し、その後、炎症が肺に広がり新生児が肺炎になる場合があり早期は症状があまり出ませんが、しだいに激しい咳がでます。
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対処・治療法
原因菌に応じた抗生物質や症状を和らげる薬の処方などや、重症の場合は入院が必要です。とくに赤ちゃんの場合、顔色が悪く呼吸があらかったりしたら早めの受診をしてください。 |
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