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                  | 骨格筋や心筋中に含まれるタンパク質の一種で追加の酵素貯蔵体としての役割をしています。血液中のミオグロビンは活動中の筋肉へ容易に酸素を移動し長時間活動することができます。 
 骨格筋の破壊が起こるとミオグロビンは血中に多量に流出し、腎臓によって短時間に尿中へ排泄されます。
 
 従って、血中及び尿中のミオグロビンの検出測定は心筋梗塞などの筋障害や、筋ジストロフィーなどの骨格障害における筋組織の障害の判定やその重症度の判定に有用です。
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                  | 多く含まれる物 水中に潜る哺乳類は大量の酸素を貯蔵しなければならないので、クジラ・イルカ・アザラシの筋肉には特にミオグロビンが豊富に含まれています。
 
 ミオグロビンはマグロやカツオなど赤身魚の筋肉に多く含まれ、ヘム色素とタンパク質のグロビンから構成されています。ですから、筋肉中にミオグロビンが多い魚ほど赤く見えます。
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