乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

✨ セレン(セレニウム)の働きと効果 ✨

当サイトでは毎日の育児に忙しいママのための
お役立ち栄養辞典をご用意致しました。

生命を維持するためには栄養素が必要です。栄養素とは、ビタミン、ミネラル、タンパク質(アミノ酸)、脂質、糖質など健康維持に欠かすことのできない成分で、食べ物に含まれています。
栄養素の役割は、脂質・糖質・たんぱく質はエネルギー源となり、たんぱく質・ミネラルは体を構成する材料になり、ビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。栄養素の種類や働きを知って、毎日の食事にバランスよく取り入れることで健康的な生活をおくって下さい。

✨ セレン(セレニウム)について

1817年にスウェーデンの化学者ベルツェリウスによって発見された成分で、燃焼する際に美しい月の光のような輝きを放つことから、ギリシャ語の月「セレン」にちなんで名づけられました。

動物の正常な成長と生殖機能の維持に欠かせない必須微量ミネラルのひとつです。体内の抗酸化酵素(グルタチオンペルオキシダーゼ)の構成成分として働き、心筋梗塞、がん、脳卒中、血行障害、更年期障害の緩和や、細胞の老化予防に効果があるといわれています。

また、過酸化脂質を低下させる作用があるため、糖尿病の予防や改善にも役立ちます。さらに、抗体の産生を促進して免疫機能を高めるほか、精子の形成、白内障の予防、抜け毛・白髪など頭皮や毛髪のトラブルを解消する効果もあります。
📉 セレンが不足すると…
抗酸化力が落ちて過酸化脂質が増加し、細胞の老化が早まるほか、筋力の低下や抜け毛などの症状があらわれます。また、免疫・抵抗力が弱まって発がんリスクが高まるほか、心筋の働きが弱まり、心筋症や動脈硬化を引き起こしやすくなります。
💡 一緒に摂ると効果的な栄養素
ビタミンC・ビタミンE:セレンはビタミンCやEと同様に高い抗酸化作用を持っています。これらを組み合わせて摂取することで、抗酸化ネットワークが働き、体内の活性酸素を除去する強力な相乗効果が期待できます。
⚠️ 過剰摂取(サプリメント等)に注意!
セレンは微量で十分に機能するため、必要以上に過剰摂取すると中毒症を起こす危険性があります。アメリカなどではサプリメント(錠剤)の摂りすぎによる健康被害が報告されています。毎日の通常の食事からバランスよく補うことが大切です。

✨ セレンが多く含まれる食べ物

  • 🐟 かつお
  • 🐟 まぐろ
  • 🐟 かれい
  • 🦪 牡蠣(カキ)
  • 🐟 わかさぎ
  • 🐟 いわし
  • 🌊 海藻類
  • 🧄 にんにく
  • 🧅 玉ねぎ
  • 🥦 ブロッコリー
※魚介類に特に豊富に含まれるほか、香味野菜(にんにく・玉ねぎ)やアブラナ科野菜(ブロッコリー)などにも多く含まれています。