乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

✨ リグニンの働きと効果 ✨

当サイトでは毎日の育児に忙しいママのための
お役立ち栄養辞典をご用意致しました。

生命を維持するためには栄養素が必要です。栄養素とは、ビタミン、ミネラル、タンパク質(アミノ酸)、脂質、糖質など健康維持に欠かすことのできない成分で、食べ物に含まれています。
栄養素の役割は、脂質・糖質・たんぱく質はエネルギー源となり、たんぱく質・ミネラルは体を構成する材料になり、ビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。栄養素の種類や働きを知って、毎日の食事にバランスよく取り入れることで健康的な生活をおくって下さい。

✨ リグニンについて

リグニンは、植物の樹木や茎、種の硬い部分などに含まれる不溶性食物繊維の一種です。別名「木質素(もくしつそ)」とも呼ばれ、セルロースやヘミセルロースと一緒に存在して植物の細胞壁を強固に補強する骨格のような役割を担っています。

ヒトの消化酵素では分解されず、胃や腸で壊れることなく大腸まで届き、お腹の健康維持や老廃物のデトックスに優れた効果を発揮します。
🔬 植物の硬さを支える非炭水化物系の食物繊維
食物繊維の多くは多糖類(炭水化物)ですが、リグニンはポリフェノール化合物が複雑に結合した特殊な構造を持っています。硬く丈夫な性質を保ったまま腸内を進み、腸のお掃除役としてパワフルに働きます。
🛡️ 便秘解消&腸内有害物質の排出で「がん予防」!
腸内で水分を含んで膨らみ、便のカサを増やして腸壁をやさしく刺激することで便秘をスムーズに予防・改善します。
さらに、腸内に滞留した発がん性物質や老廃物などの有害物質を強力に吸着して便と一緒に体外へ排泄させるため、大腸がんをはじめとする生活習慣病の予防に高い効果があるといわれています。
🩸 胆汁酸を吸着・排泄してコレステロールを正常化
肝臓で作られる消化液「胆汁酸」を腸内でしっかり吸着し、便とともに体外へと排泄させる働きがあります。
体外に捨てられた胆汁酸を新しく作り直すために血中のコレステロールが消費されるため、血液中のコレステロール値を適正に保ち、動脈硬化を予防する効果も期待されています。

✨ リグニンが多く含まれる食べ物

  • 🫘 豆類(大豆・あずき・インゲン豆)
  • ☕ ココア(カカオ豆)
  • 🍓 イチゴの種・ラズベリーの種
  • 🍐 なし(梨のシャリシャリ部分・石細胞)
  • 🪵 ごぼう(牛蒡)
  • 🌾 小麦ふすま・全粒穀物
※ごぼうや豆類、ココアのほか、イチゴやラズベリーの粒々(種)、梨の独特なシャリシャリとした果肉部分(石細胞)に豊富に含まれています。普段の食事やおやつにフルーツ、根菜、ココアなどを取り入れることで美味しく補給できます。