乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

🫛 えんどう(えんどう豆)の栄養成分と健康効果 🌱

えんどうは、成熟度によって「さやえんどう」「グリンピース」「完熟乾燥豆(えんどう豆)」と姿を変えて楽しまれる栄養満点の豆類です。
特にビタミンB1の含有量は乾燥豆の中では最高レベルを誇ります。さらにビタミンA(カロテン)や鉄分、食物繊維も充分に含まれているため、動脈硬化の予防や疲労回復、貧血予防、夏バテ予防に優れた効果を発揮します。

🌟 期待される主な効果・効能

🧠 動脈硬化の予防 🩸 高血圧の予防 🩸 高脂血症の予防 ⚖️ 肥満防止 ⚡ 疲労回復 ☀️ 夏バテ予防 🚽 便秘解消 🦵 脚気の予防 🩸 貧血予防 🌸 美肌効果

✨ えんどうの主な栄養パワー

🌸 ビタミンB1(乾燥豆トップクラス・疲労回復)

糖質を素早くエネルギーに変えて乳酸の蓄積を防ぎ、夏バテや脚気を予防。育児や日々の疲れをパワフルに回復させます。

🌸 食物繊維(17.4g・便秘解消&肥満防止)

豊富な不溶性食物繊維が腸のぜん動運動を活発にし、頑固な便秘を解消。糖や脂質の吸収を穏やかにして生活習慣病を防ぎます。

🌸 鉄分&タンパク質(造血&体力づくり)

赤血球の主成分となる鉄分(5.0mg)と良質な植物性タンパク質(21.7g)が、立ちくらみや貧血を防ぎ健康な体をつくります。

🌸 カリウム&カロテン(血圧安定・美肌)

体内の余分な塩分を排出して高血圧を防ぐカリウムや、皮膚や粘膜の潤いを保って美肌を支えるカロテンが含まれます。

📊 栄養成分表(全粒乾 100gあたり)

⚡ エネルギー:352 kcal ※1μg(マイクログラム)= 1/1000mg
タンパク質 21.7 g
脂質 2.3 g
炭水化物 60.4 g
カリウム 870 mg
リン 360 mg
鉄 5.0 mg
カロテン 90 μg
ビタミンB1 0.72 mg
食物繊維 17.4 g

👶 離乳食・子育てごはんへの取り入れ方

  • 離乳食初期〜中期は「グリンピース(生・冷凍)」を薄皮剥きで:
    未熟な実であるグリンピースは離乳食初期(生後5〜6ヶ月)から使えます。柔らかく茹でてから必ず「薄皮」を取り除き、裏ごししてペーストにしましょう。
  • 乾燥えんどう豆(煮豆・スープ)は後期以降から:
    しっかり吸水させて柔らかく煮込み、粗く潰してスープや煮物に混ぜると、不足しがちな鉄分と食物繊維を手軽にチャージできます。
  • 幼児期の誤嚥(気道異物・窒息)に注意:
    豆類は丸ごと口に入れると気道に入りやすく危険です。幼児期前半までは粒のまま与えず、スプーンで軽く潰してから料理に混ぜて与えてください。