乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

🐚 しじみ(蜆)の栄養成分と健康効果 🍲

しじみは、昔から「生きた肝臓薬」と称されるほど高い滋養効果を持つ小さな二枚貝です。湖などの淡水性のものは「寒しじみ」といわれ冬が旬となります。
ビタミンB12(62.4μg)やオルニチン、タウリンなどを多く含んでいるので、肝臓機能の強化や二日酔いなどの改善には最適です。また、カルシウム(130mg)や鉄(5.3mg)も豊富に含まれているため、骨粗しょう症の予防、血行促進、貧血予防、抗ストレス、疲労回復、精神安定、美肌効果、動脈硬化の予防に優れた効果を発揮します。

🌟 期待される主な効果・効能

🩺 肝臓機能の強化 🦴 骨粗しょう症の予防 🔥 血行促進 🩸 貧血予防 🧘 抗ストレス ⚡ 疲労回復 🧠 精神安定 🍺 二日酔いの改善 🌸 美肌効果 🧠 動脈硬化の予防

✨ しじみの主な栄養パワー

🌸 オルニチン&タウリン(肝機能強化&疲労回復)

遊離アミノ酸オルニチンが肝臓のアンモニア解毒を促進。タウリンとともにアルコール分解を助け、二日酔いや疲労を速やかに改善します。

🌸 ビタミンB12(62.4μg・貝類随一の含有量)

赤血球の生成を力強く助け、神経細胞を修復。鉄(5.3mg)との相乗効果で、産前産後の頑固な貧血や立ちくらみをしっかり防ぎます。

🌸 カルシウム(130mg・骨歯強化&精神安定)

牛乳に匹敵するカルシウムを含有。骨密度を高めて骨粗鬆症を防ぐとともに、育児中のイライラやストレスを和らげます。

🌸 マンガン&カロテン(抗酸化&代謝促進)

酵素の働きを助けるマンガン(1.50mg)と抗酸化カロテンが細胞を保護。血流を促して冷えを改善し、美肌を保ちます。

📊 栄養成分表(生 可食部100gあたり)

⚡ エネルギー:51 kcal ※1μg(マイクログラム)= 1/1000mg
タンパク質 5.6 g
脂質 1.0 g
炭水化物 4.3 g
カルシウム 130 mg
リン 86 mg
鉄 5.3 mg
マンガン 1.50 mg
カロテン 120 μg
ビタミンB12 62.4 μg

👶 離乳食・子育てごはんへの取り入れ方

  • 離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)以降から「しじみ汁(うわずみ)」を活用:
    しじみの身は弾力があり噛み切りにくいため、離乳食期は煮汁(だし汁・うわずみ)を使います。オルニチンやうま味成分(コハク酸)がたっぷり溶け出しており、お粥や野菜スープの味付けに最適です。
  • 「冷凍してから調理」でオルニチンが数倍にUP!:
    砂抜きした生のしじみを冷凍保存すると、しじみが身を守るためにアミノ酸を生成し、オルニチン量が約4〜8倍に増加します。旨みも出やすくなるため冷凍保存がおすすめです。
  • しっかり砂抜き&殻の誤飲に注意:
    1%程度の薄い塩水(海水より薄め)で暗所にてしっかり砂抜きをしてから使いましょう。子どもに食べさせる際は、殻のかけらが入っていないか必ず確認してください。身を食べるのは幼児食期(奥歯が生えそろう頃)以降が安心です。