　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栄養辞典◆栄養素-鉄

鉄の栄養成分

　食べ物には、いろんな病気の予防になる栄養素が含まれている反面偏った食生活では、生活習慣病などいろんな病気を引き起こすのです。栄養素にはどんな栄養成分が入っていて、どんな働きがあるのかを知って健康な体を維持するための健康栄養辞典をお役立て下さい。鉄の効果・効用について

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	か行
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	た・な行
	は行
	ま・や・ら・わ行

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鉄

赤血球中のヘモグロビンの合成や、筋肉中のミオグロビンに含まれる形で、脳や体の各器官に酸素を運ぶはたらきをします。
成人の体内にある約3～5ｇの鉄分のう70%は機能鉄で、残りは肝臓などの臓器に蓄えられる貯蔵鉄となりますが、毎日約1mgの鉄が自然に失われているのです。女性は毎月の月経で血液を失うので鉄分を多く摂取する必要があります。

鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄は動物性食品の、豚レバーや鶏レバーなどに多く、非ヘム鉄は植物性食品に多いですが、動物性食品のヘム鉄の方が胃腸で吸収されやすく、疲労防止、体温維持、成長を助けるなど、体の機能を高める働きをします。
植物性食品の非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高くなります。

多く含まれる食べ物
ヘム鉄　　　　肉類（豚レバー、鶏レバー）、魚（いわし）、カキ
非ヘム鉄　　　野菜（小松菜、ホウレン草）、あさり、穀類、牛乳、干しヒジキ

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