栄養辞典◆栄養素-ドコサヘキサエン酸(DHA)

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ドコサヘキサエン酸の栄養成分

 食べ物には、いろんな病気の予防になる栄養素が含まれている反面偏った食生活では、生活習慣病などいろんな病気を引き起こすのです。 栄養素にはどんな栄養成分が入っていて、どんな働きがあるのかを知って健康な体を維持するための健康栄養辞典をお役立て下さい。ドコサヘキサエン酸(DHA)の効果・効用について
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ドコサヘキサエン酸(DHA)
不飽和脂肪酸の一種で、体内で合成することができない必須脂肪酸です。α-リノレン酸を摂取すると体内でEPAを経て合成されます。魚にDHAやEPAが多いのは、植物性プランクトンに含まれるα-リノレン酸をえさとしているためです。

DHAは、脳や神経組織の発達、機能維持に不可欠の成分で、人間のからだでは脳細胞に多く存在します。脳にはニューロンと呼ばれる神経細胞があり、神経経路を繋ぎながら情報のやりとりが行われていて、この突起部分にDHAが含まれているのです。

また、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、高血圧、免疫性疾患といった病気の予防や改善に効果があるといわれています。
多く含まれる食べ物
あんこうの肝、まぐろ、うなぎ、さば、ぶり
一緒に摂ると効果的   体内での酸化を防ぐビタミンC、E、βカロテン
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