👶 新生児黄疸(しんせいじおうだん)
赤ちゃんは、生まれたばかりのころ顔や体が黄色くなることがあります。これを「新生児黄疸(しんせいじおうだん)」と呼びます。
多くの赤ちゃんに見られる生理的な現象ですが、場合によっては注意が必要なこともあります。
👶 新生児黄疸とは?
血液中の「ビリルービン」という黄色の色素が増えることで、皮膚や白目が黄色く見える症状です。
赤ちゃんの体は、生まれた直後に赤血球を新しく作り替えます。その際にできた古い成分(ビリルービン)を、まだ未熟な肝臓でうまく処理しきれないために起こります。
🌸 黄疸の種類と特徴
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生理的黄疸(心配がないもの)
・時期:生後2〜3日ごろから始まり、生後4〜5日でピークを迎えます。
・経過:生後1〜2週間ほどで自然に薄くなっていきます。
・状態:赤ちゃんが元気で母乳やミルクをよく飲んでいれば、特別な治療は不要です。 -
母乳黄疸
・特徴:母乳に含まれる成分の影響で、黄疸が1ヶ月近く長引くことがあります。
・対応:赤ちゃんが元気で体重がしっかり増えていれば、母乳を続けて問題ないことがほとんどです。 -
病的黄疸(注意が必要なもの)
生後24時間以内に強い黄疸が出た場合や、生後2週間を過ぎても黄疸が強い場合は注意が必要です。
・対応:ビリルービン値が急速に上がると脳に影響を与えるリスクがあるため、早めの診察・治療が必要です。
🚨 病院を受診する目安(チェックリスト)
次のような症状が見られる場合は、早めに小児科や産婦人科にご相談ください。
- 生後24時間以内に顔や体が明らかに黄色くなってきた
- 生後2週間を過ぎても黄疸が強く、白目が黄色い
- 赤ちゃんの活気がなく、おっぱいやミルクの飲みが悪い
- 便の色が「白っぽい」「薄い黄色」「ウグイス色」になっている
(※胆道閉鎖症などの病気が隠れている可能性があるため、母子手帳の便色カードで確認しましょう)
🏥 主な治療法
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光線療法
特殊な光(青色LEDなど)を赤ちゃんに当てて、体内のビリルービンを分解し、尿や便と一緒に体外へ排泄しやすくする治療です。赤ちゃんに痛みはありません。
💡 パパとママへ
新生児黄疸のほとんどは生理的なもので、自然に治っていくので過度に心配する必要はありません。
日々の授乳や抱っこの際に、皮膚や白目の色、便の色を優しく観察してあげましょう🌸