💕 腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)
乳幼児期に起こる代表的な小児救急疾患が「腸重積症」です。
周期的なお腹の痛みや不自然な泣き方、イチゴジャム状の血便などのサイン、早期治療の重要性と緊急受診の目安について分かりやすく解説します。
👶 腸重積症とは?
腸の一部(主に小腸の終わり部分)が、隣り合う大腸の中に入り込んで(重なり合って)ハマってしまう病気です。
生後3ヶ月〜2歳頃(特に生後4〜10ヶ月頃)の赤ちゃんに多く見られます。放置すると腸の血流が悪くなり壊死してしまうため、早期発見と緊急治療が必要な病気です。
🌸 主な症状と特徴(3大特徴)
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周期的な激しいお腹の痛み(陣痛のような泣き方)
突然激しく泣き叫び、足をバタバタさせたりお腹に抱え込んだりします。数分〜10分ほど経つとピタッと泣き止み、また15〜20分おきに激しく泣くのを繰り返します。 -
何度も繰り返す嘔吐
痛みの波とともに何度も吐き戻します。進行すると緑色の胆汁を吐くことがあります。 -
イチゴジャム状の血便
発症から数時間経つと、粘液の混じった赤黒いイチゴジャムのような血便が出ます。
🚨 病院を受診する目安(一刻も早い緊急受診が必要!)
※腸重積症が疑われる場合は、夜間や休日であっても迷わずすぐに救急外来を受診してください。
- 15〜20分間隔で激しく泣き、泣き止むのを繰り返している
- 激しい泣きと嘔吐を繰り返している
- イチゴジャムのような粘血便が出た
- 痛みが引いている間、ぐったりして顔色が蒼白(白っぽい)
🏥 治療法と経過
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高圧灌腸(非手術的復元術)
発症から24時間以内であれば、お尻(肛門)から造影剤や空気を入れて圧力をかけ、ハマった腸を元に戻す処置を行います。多くは手術をせずに治すことができます。 -
手術療法
発症から時間が経過している場合や、高圧灌腸で戻らない場合は、手術を行って腸を元に戻します。
💡 パパとママへ
腸重積症は発症から24時間以内に適切な処置を受ければ、手術をせずに治せることがほとんどです。「不自然な間隔で激しく泣く」「嘔吐や血便がある」など、いつもと違う様子が見られたら迷わず救急を受診しましょう🌸