💕 あせものより(多発性汗腺膿瘍)
赤ちゃんの頭や首のうしろに硬いしこりができ、化膿してしまう「あせものより」。
原因(黄色ブドウ球菌の感染)、あせもとの違い、家庭で絶対につぶしてはいけない理由、皮膚科・小児科での治療と受診目安について分かりやすく解説します。
👶 あせものより(多発性汗腺膿瘍)とは?
あせもを掻きむしった傷口などから、皮膚の常在菌である「黄色ブドウ球菌」が汗腺の奥深くまで入り込み、感染して膿(うみ)がたまったおできです。
正式には「多発性汗腺膿瘍(たはつせいかんせんのうよう)」と呼ばれ、汗腺が未発達で抵抗力の弱い乳幼児、特に頭や首すじに多くみられます。
🌸 主な症状と特徴
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赤く硬いしこり(初期)
小豆〜ビー玉大くらいの赤く硬いしこりができ、触ると痛みがあるため赤ちゃんが嫌がって泣きます。 -
頭皮や首すじにポコポコと多発
皮脂や汗が多い頭部、後頭部、首すじ、額などに数個から十数個まとまってできるのが特徴です。 -
中心が柔らかくなり膿がたまる(進行期)
熟してくると中心が黄色っぽくなり、ブヨブヨと柔らかくなって自然に破れて膿が出ることがあります。
🚨 病院(皮膚科・小児科)を受診する目安
- 頭や首に触ると痛がる赤いしこり(おでき)ができている
- しこりの中心が黄色く透けてブヨブヨしている(膿がたまっている)
- しこりの数が増えている、または赤みが周りに広がっている
- 発熱がある、または痛みのせいで機嫌が極端に悪い
🏥 家庭での正しい対処法と注意点
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絶対につぶしたり絞ったりしない(最重要)
無理に膿を出そうと押しつぶすと、細菌が皮膚の奥や周囲に広がり重症化したり、痕(あと)が残る原因になります。 -
泡で包むように優しく洗う
入浴時はベビーシャンプーや石鹸をしっかり泡立て、爪を立てずに手のひらで優しく洗って十分にすすぎます。 -
爪を短く切って掻き壊しを防ぐ
掻きむしって細菌を他の場所へ移してしまわないよう、赤ちゃんの爪はこまめに短く整えておきましょう。
💡 パパとママへ
赤ちゃんの頭にポコポコとしこりができると驚いてしまいますが、あせもから細菌が入って起こる乳幼児によくあるおできです🌸
あせものよりは自然治癒が難しいため、早めに皮膚科や小児科を受診して抗生物質の塗り薬や飲み薬を処方してもらいましょう。お家では無理にいじらず清潔を保つことが一番の近道です。